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投稿日時:2024/11/13
マネタイズ タイプ別 求人サイト
マネタイズ タイプ別 求人サイト
求人サイトを制作するときに、マネタイズの種別により、求人サイトをどのように制作するか、その作り方が少し変わってきます。 求人サイトとしての共通部分とマネタイズ別の機能部分が少し別れることになります。
主な課金モデルを分類し、それぞれの特徴と事例を解説いたします。
1. 掲載課金モデル
概要: 企業が求人情報をサイトに掲載する際に、一定の期間やスペースに応じて料金を支払うモデルです。
特徴:
掲載期間や掲載位置に応じて料金が変動します。
応募の有無に関わらず、掲載自体に対して課金されます。
事例:
「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」などの大手求人サイトがこのモデルを採用しています。
メリット:
サイト運営者にとって安定した収益源となります。
企業は掲載期間中に多くの応募者を集めることが期待できます。
デメリット:
企業側は応募が少ない場合でも費用が発生するリスクがあります。
システム:
これはサブスクリプションのモデルで対応をするので、ストライプだとか決済代行の仕組みを使って、
月額を徴収するモデルですね。
2. 応募課金モデル
概要: 企業が掲載した求人に対して応募が発生した際に、応募者数に応じて料金が発生するモデルです。
特徴:
応募1件ごとに課金されるため、成果報酬型とも言えます。
応募者の質や数に応じて費用が変動します。
事例:
「しゅふJOB」や「マッハバイト」などがこのモデルを採用しています。
KOBOT
メリット:
企業は実際の応募があった場合のみ費用が発生するため、コストパフォーマンスが高いと感じることができます。
デメリット:
応募者の質が必ずしも高いとは限らず、多数の応募があっても採用に至らない場合があります。
システム:
応募ごとの件数をカウントして、求人種別で単価が異なれば、それぞれの種別の単価*件数で毎月
請求するような仕組みです。
3. 採用課金モデル
概要: 企業が求人サイトを通じて採用に成功した場合にのみ、採用者数や採用者の年収に応じて料金が発生するモデルです。
特徴:
採用1名ごとに課金されるため、完全成果報酬型です。
採用者の年収に応じて料金が設定されることが一般的です。
事例:
「ビズリーチ」や「Green」などがこのモデルを採用しています。
KOBOT
メリット:
企業は採用が成功した場合のみ費用が発生するため、リスクが低いと感じることができます。
デメリット:
採用に至らない場合、サイト運営者の収益が得られないため、収益の安定性に欠ける可能性があります。
システム: こちらなシステムで自動的に何かをすることが難しく、実際に現場にて採用になり、
給与ベースが決まったら、年収の30% ,35% を請求する。 あまりシステム関与はできないモデルです。
4. スカウト課金モデル
概要: 企業が求人サイト上の求職者データベースから候補者を検索し、スカウトメールを送信する際に料金が発生するモデルです。
特徴:
スカウトメールの送信数や閲覧数に応じて課金されます。
企業は自ら積極的に候補者にアプローチできます。
事例:
「リクナビNEXT」や「doda」などがスカウト機能を提供しています。
メリット:
企業は自社の求める人材に直接アプローチできるため、採用効率が向上します。
デメリット:
スカウトメールを送信しても必ずしも返信や応募が得られるわけではないため、費用対効果を考慮する必要があります。
システム: モデルとしては応募課金のシステムと仕組みはほとんど同じですね、スカウトした回数をカウントして
カウント数 * 単価で請求するパターンですね。
5. クリック課金モデル
概要: 求人情報が掲載され、求職者がその求人情報をクリックした際に企業に料金が発生するモデルです。
特徴:
クリック数に応じて課金されるため、広告モデルに近い形態です。
企業はクリック数に応じて費用を支払います。
事例:
「Indeed」や「求人ボックス」などの求人検索エンジンがこのモデルを採用しています。
KOBOT
メリット:
企業は求人情報の閲覧数を増やすことで、多くの求職者にアプローチできます。
デメリット:
クリックが多くても応募や採用に至らない場合、費用対効果が低くなる可能性があります。
システム: こちらはシステムでバナー等 広告を表示する仕組みならびに表示しました広告をクリックされた回数をログして、その結果に課金
クリックといったイベントなので、システムはクリックイベントをログしておいて、後でその回数を集計します。
6. 広告掲載モデル
概要: 求人情報とは別に、企業が自社のブランディングやプロモーションを目的とした広告を求人サイト上に掲載し、その広告掲載料を収益とするモデルです。
特徴:
バナー広告やタイアップ記事など、多様な広告形態があります。
求人情報以外の収益源として活用できます。
事例:
多くの求人サイトが広告枠を設け、企業のプロモーションをサポートしています。
メリット:
求人情報以外の収益源を確保でき、サイト運営の安定性が向上します。
デメリット:
広告掲載企業の業種や内容によっては、サイトのイメージやユーザー体験に影響を及ぼす可能性があります
システム: 広告のクリック型と求人広告を表示するところまでは同じです。 広告の表示期間 と このモデルは表示期間で広告当たりの表示単価をかけるモデルですね。