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お薬手帳の基本 医療保険情報を受け取るシステム

マイナポータルにて医療保険情報取得APIを使うと、医療保険情報が入手できます。



お薬手帳に自分で書き足したい情報含めて、電子化しておくと便利になるのか?
医療保険情報がお薬手帳のベースデータ情報を提供してくれているようなので、それを使って個人の使いやすいお薬手帳を
システム化できないか、 ちょっと調べてみた。


マイナポータルのサービスの一つに、「社会保険診療報酬支払基金・国民健康保険中央会」が保管する医療保険情報=>薬剤情報  取得できるとしていますが、お薬手帳の情報が入手できるのでしょうか


マイナポータルの「医療保険情報取得API」を通じて取得できる薬剤情報には、医療機関で処方された薬の情報が含まれますが、お薬手帳そのものの情報が完全に取得できるわけではありません。

具体的には、マイナポータルでは「社会保険診療報酬支払基金」や「国民健康保険中央会」が管理するデータを利用して、以下のような情報が取得可能です:

薬剤情報:処方された薬の名前、用量、用法などの基本的な情報
医療機関での診療履歴:診療日や診療科などの情報
これらの情報は、保険の請求に基づいて記録されたものであり、医療機関で正式に処方された薬に関するデータが中心です。

ただし、お薬手帳には通常、患者が薬局などで受け取る薬の詳細(使用開始日、使用終了日、追加のコメントなど)や、処方外の市販薬についても記録できるため、マイナポータルで提供される薬剤情報とは異なる面があります。したがって、マイナポータルのAPIで取得できる薬剤情報は、お薬手帳の代替にはなりますが、内容が完全に一致するわけではない点に注意が必要です。

要約
マイナポータルで取得できる薬剤情報は、保険請求に基づく処方薬の基本情報のみであり、お薬手帳の内容すべてを網羅するものではありません。
お薬手帳には、より詳細な使用記録や市販薬の情報も含められるため、必要に応じて併用することが推奨されます。

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