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フルサイズと APS-C の違い

デジタルカメラの仕様を見ていると APS-C という言葉が出てくるので、調べてみました。
カメラはご存じフィルムカメラで35mm というのが標準でしたが、それと同じようにデジタルカメラが受光部分を
持っているのがフルサイズ、 少し領域を狭めて受光部分をコンパクトにして、なおかつ取り扱いをよくしたのが、
APS-Cのようで、下記に特徴を示します。

1.画角: フルサイズセンサーは広角表現に適しており、APS-Cセンサーよりも広い範囲を写すことができます。一方、APS-Cセンサーは焦点距離が約1.5倍になるため、望遠撮影に向いています。
2.ぼけ量: フルサイズセンサーはぼけ量が多く、明るいレンズでさらにぼけを表現することができます。APS-Cセンサーよりもぼけ量が少なくなります。
3.階調: フルサイズセンサーは階調表現が豊かで、明暗差のあるシーンでも白とびや黒つぶれを抑えることができます。APS-Cセンサーよりも白とびや黒つぶれが発生しやすいです。
4.暗所性能: フルサイズセンサーは暗いシーンでもよりキレイに写すことができます。APS-Cセンサーでも十分な光を取り込むことができますが、フルサイズセンサーの方がノイズを抑えて夜景をキレイに撮影することができます。
5.サイズ・重さ: フルサイズセンサー搭載カメラは一般的に大きく重くなりがちです。一方、APS-Cセンサーモデルは軽量・コンパクトで機動性に優れています。
6.交換レンズ: センサーサイズによってレンズの大きさも変わります。APS-Cセンサーモデル用のレンズは軽量・コンパクトでリーズナブルです。一方、フルサイズ用のレンズは描写力を最大限に引き出す設計になっています。

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