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画像生成のプロンプトを要素に分ける 

画像生成においては、的確なプロンプトを入れないと、思うような画像を生成してくれませんが、やみくもに
指示を出して偶然いい結果が出たとしても、次につなげなかったりすると思います。
他のサイト等でもいろいろな試みをしていて、前にも要素を分けてご紹介しています。 その時は15要素? だったかな
15あれば、 もう少し絞り込んだらどうなるかと思っていたら、今回のようにもう少し、絞った要素で行けるのではと
定義されていたので、紹介しましょう。 結果的には依然ご紹介した中での要素をピックアップしたような感じですね。

プロンプトの要素

シチュエーション、
キャラクターのポーズ、
時間帯、
画面構成、
カメラアングル、
光の使い方、
フォーカスポイント、
テクスチャー、
ムード



これに画面サイズ や midjourney でイラストであれば --niji をつけることを忘れないように。

これで終わり?  これだけだと何をどう入れていいかわからないよね、少し例が必要になるので、
それぞれの要素の例を掲載していきましょうか。


シチュエーション、
キャラクターのポーズ、
時間帯、
画面構成、
カメラアングル、
光の使い方、
フォーカスポイント、
テクスチャー、
ムード


プロンプトの要素: これは画像の主要なテーマや要素を指します。例えば、「森の中の小屋」や「宇宙船」などがこれに該当します。

シチュエーション: 画像が描写する状況や背景のことです。例えば、戦いの場面、静かな風景、都市の喧騒などが含まれます。

キャラクターのポーズ: 画像に含まれる人物やキャラクターの体の姿勢や表情です。例えば、走っているポーズ、座っている姿勢、驚いている表情などがあります。

時間帯: 画像が表現する時間帯です。朝、昼、夕方、夜などが該当します。これによって、光の質や影の長さが異なります。

画面構成: 画像の構成要素の配置やバランスのことです。中央にフォーカスを置くか、側面に要素を配置するかなどが含まれます。

カメラアングル: 画像が捉える視点の角度です。例えば、鳥瞰図、正面からの視点、斜めから見上げる角度などがあります。

光の使い方: 画像内の光の方向、強さ、色などを指します。例えば、柔らかい朝日、強い直射日光、暗い影などがこれに当たります。

フォーカスポイント: 画像の中で視覚的な注目点です。特定のオブジェクト、色、形状などがフォーカスポイントになり得ます。

テクスチャー: 画像内の表面の質感や模様を指します。例えば、滑らかな水面、ざらざらした石の質感、柔らかい布の感触などがあります。

ムード: 画像全体が持つ雰囲気や感情です。静寂、喜び、不安などがこれに含まれます。

これらの要素を組み合わせることで、より具体的で想像力豊かなプロンプトを作成することができます。



これだけでも、結構参考になりますね。もう少しそれぞれの例を深堀して、内容を深めていきましょう。

1.シチュエーション

雪が降る山の頂上
夕暮れ時のビーチ
花が咲き乱れる春の庭
夜の都市の屋上
宇宙ステーションの内部
古代遺跡の探検
中世の市場
未来都市の通り
魔法の森
幽霊が出る廃墟
荒野でのキャンプファイヤー
海底の珊瑚礁
嵐の中の航海
洞窟内の秘密の集会
宇宙船のクラッシュサイト

2.キャラクターのポーズ

剣を振るう戦士
悟りを開いて瞑想する修行僧
楽器を演奏するミュージシャン
空中を飛ぶスーパーヒーロー
本を読む子供
踊るバレリーナ
馬に乗る騎士
実験をする科学者
絵を描く画家
スポーツをするアスリート
お茶を淹れる茶道の達人
機械を修理するエンジニア
庭を手入れする園芸家
写真を撮るカメラマン
料理をするシェフ


3.時間帯
早朝の霧
日の出
朝の忙しい時間
昼間の晴れた日
昼下がりの穏やかな時間
夕方の夕焼け
日没
夜の静けさ
深夜の薄暗さ
真夜中の月明かり
星空の下
夜明け前の暗闇
薄明の時
暴風雨の中
日食または月食の時間

4.画面構成
中央に主要なオブジェクト
左側に焦点を置く
右側に重要な要素
上部に空や空間
下部に地面や水面
前景に強調
背景に広がる風景
対称的な配置
非対称なバランス
フレーム内のフレーム
深さを感じさせるレイヤー
視点を引き付ける強い線
空間の広がりを示す
画面を分割する構成
カラーブロックを使用して強調





5.カメラアングル
鳥瞰図(上から見下ろす角度)
アイレベル(目線の高さ)
ワームズアイビュー(下から見上げる角度)
斜め上からのアングル
斜め下からのアングル
クローズアップ(対象を近くから)
ワイドショット(広い範囲を捉える)
パノラマビュー(広い範囲を横に広がるように捉える)
ドリーイン(対象に近づく動き)
ドリーアウト(対象から離れる動き)
トラッキングショット(移動する対象に追随する)
ハンドヘルド(手持ちカメラのような不安定な動き)
クレーンショット(高い位置からゆっくりと下へ移動)
ティルト(上下にカメラを傾ける)
パン(左右にカメラを動かす)

6.光の使い方
強い直射日光
ソフトで拡散した光
暖かい色調の照明
寒色系の冷たい光
影を強調したコントラストの高い光
ぼんやりとした霧の中の光
キャンドルライト
ネオンライトの明かり
月光
朝日または夕日の柔らかな光
スポットライト
照明の下のシルエット
レーザーライト
水中の光の屈折
光と影を使ったパターン



7.フォーカスポイント
人物の顔
手に持っているオブジェクト
目を引く鮮やかな色
画面の中央にある要素
背景の特定の建物や景色
前景の詳細
独特の形状やパターン
動いている物体
テキストまたはサイン
光が当たっている部分
影が落ちているエリア
反射している表面
小さな隠されたディテール
画面の端にある要素
対比を示す要素


8.テクスチャー
滑らかなガラスの表面
荒れた石の質感
柔らかい布の感触
光沢のある金属
ざらざらした砂
潤いのある水滴
木の粗い質感
鏡のような反射
透明な氷
繊細な花びら
毛羽立った動物の毛皮
キラキラと輝く宝石
焼けた土の感触
錆びた金属
ふわふわの雲


9.ムード
穏やかで平和な雰囲気
ミステリアスで神秘的
活気がある明るいムード
暗くて陰鬱な感じ
ロマンチックで愛らしい
エネルギッシュでダイナミック
シュールで非現実的
レトロでノスタルジック
未来的でハイテク
自然と調和した穏やかさ
荒々しくて力強い
幽霊が出そうな恐怖感
楽しくてユーモラス
深い悲しみや哀愁
謎めいた緊張感




さて要素とその例を洗い出したら、サンプル画像が欲しくなるよね、でもそれぞれの要素を組み合わせて、1枚画像を作ってもなんと  !
38,443,359,375 38億枚 を生成する、  ちょっと無理かも  代表的な組み合わせを抽出して、これから一日一善ではないが1日1画像を出力していきたいですね。 これで、2024年に向けて、1日1画像をやっていきます。 わー大変














参考資料
https://note.com/kiyoichi_t/n/ne61b78502110

すごく丁寧に説明してくれています。

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