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SSD のM.2 のキーについて

M.2は、小型のコンピューターコネクタ規格で、様々なデバイスに使用されています。M.2 SSD(Solid State Drive)ストレージデバイスは、その中でも特に注目されており、異なるキーの種類と性能特徴があります。以下に、一般的なM.2キーの種類とその性能特徴を詳しく説明します:

Bキー:

Bキーは、SATA接続のM.2 SSDに使用されます。
最大転送速度は約600 MB/s(SATA IIIの制限)です。
主に低価格のノートブックやデスクトップに搭載されています。
Mキー:

Mキーは、PCIe接続のM.2 SSDに使用されます。
PCIe接続をサポートするため、高速なデータ転送速度が可能です。
一般的なM.2 NVMe SSDはMキーを採用しており、最大転送速度は数GB/sに達します。
主に高性能なノートブックやデスクトップに搭載されています。
B+Mキー:

B+Mキーは、SATAおよびPCIe接続の両方をサポートするM.2スロットに使用されます。
このキーは、どちらのタイプのM.2 SSDも受け入れることができるため、互換性が高いです。
ただし、接続規格によって性能が異なります。
性能特徴の要約:

SATA接続(Bキー)は比較的低速で、最大600 MB/sまでの転送速度を提供します。
PCIe接続(Mキー)は高速で、最大数GB/sまでの転送速度が可能です。
B+Mキーは、SATAおよびPCIeの両方をサポートし、互換性が高いですが、性能は接続規格に依存します。
M.2 SSDの選択は、使用目的と性能要件に応じて行う必要があります。高性能なアプリケーションやゲームの場合は、MキーのNVMe SSDが適しているかもしれませんが、一般的なストレージ用途にはSATA接続のBキー SSDも十分です。

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