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CPUとGPU

最近のCPUは、物理CPU(CPUの一つの物理チップ)内に複数コアを持ちますね。
WINDWOS11 対応では 4コア以上持つCPUを搭載といったところが条件になってますね。
また最近のCPUはグラフィック機能を持つ GPU(Graphics Processing Unit、グラフィックス処理装置)
素人考えでは、コアに対応して、GPUのコアがあるかと思ったのですが、どうも違うようです。

CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)とGPU(Graphics Processing Unit、グラフィックス処理装置)の関係について説明します。これらはコンピューターの異なるタイプの処理を担当する重要なコンポーネントですが、コアの数とその構成に関しては異なるアプローチを取ります。


CPUのコア
CPUの「コア」とは、CPU内に存在する処理の単位です。現代の多くのCPUはマルチコアを持っており、これは文字通り複数の処理コアが1つのCPUチップ内に存在することを意味します。例えば、4コアCPUは、4つの独立した処理ユニットを持っており、それぞれが異なるタスクを同時に処理できます。しかし、これは「4つのCPUがある」という意味ではなく、1つのCPUに4つの処理コアがあるという意味です。

GPUのコア
GPUもまたコアを持っていますが、これらはCPUのコアとは異なります。GPUのコアは、主に画像処理と計算処理に特化しており、非常に多数のコアを持つことが一般的です(数百から数千)。GPUのコアは、特に並列計算に適しており、同時に多くの簡単な計算を行うことができます。これは、グラフィックスレンダリングや機械学習などのタスクに非常に効果的です。

CPUとGPUの関係
CPUに「付属する」GPU、つまり統合グラフィックスは、CPUチップ内に組み込まれたグラフィックス処理機能です。インテルの1240PやAMDの5800Hのようなプロセッサには、このタイプのGPUが含まれています。しかし、CPUのコア数とGPUが「1つ」であることには直接的な関係はありません。統合GPUは、その性能やコア数(グラフィックス処理における並列処理ユニットの数)において独立したスペックを持っています。

結論
CPUのコア数(例えば、4コア)は、CPU内の独立した処理ユニットの数を指します。
統合GPUはCPUに「付属」していますが、その構造やコアの数はCPUのコア数とは異なります。
「4コアCPU」がある場合、GPUは「1つ」ですが、そのGPU内には多数の処理ユニット(GPUコア)が含まれていることが一般的です。
統合GPUの性能は、その設計と用途(グラフィックス処理)に特化しており、CPUのコア数とは独立して考えるべきです。


結論から CPUがどれだけのコア数があったにしても、それに関係なくGPUは一つで、中にものすごい数のコアがある!
ということです、ところがそんなGPUですがCPUについているGPUはグラフィックスの処理の観点からはまだまだパワー不足で、画像処理をガンガン実行するならば、一般的に言われているグラボ! グラフィックボードが必要になるのです。

グラフィックボードが必要なら、いつでもとりつけられるようなPCはデスクトップPCですね。
残念ながら ノートPCはミニPCではグラボを搭載できないものがほとんど。

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