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AC アダプター電源供給

Acアダプター type-c インターフェースを持つことで、またPDの仕様を満たすことで、相当な汎用性を持つことになる。 ところが、ACアダプターでどんな機器でもつなげることができるわけではないようで、その理由を少し検討してみる。
昔 電流 電圧の関係を習ったような記憶はあるのですが、もうすっかり忘れてしまってます。
そこで以下の条件でどのような機器が接続できるか、電流が確保できるかを、調べてみた

電流の違い: 19Vのアダプターは3Aの電流を供給しますが、20VのPCは2.5Aの電流を必要とします。したがって、電流が不足する可能性があります。  上記この場合なぜに伝量が不足するのでしょうか?

答え  ちょっと数式が出てきますが、簡単なものなので

 電流の違いについて、理解できるように説明しますね。
電流は、電子が回路内を流れる量を表します。電流はアンペア(A)という単位で測定されます。ここで、19Vのアダプターが3Aの電流を供給し、20VのPCが2.5Aの電流を必要とする場合、なぜ電流が不足する可能性があるのかを考えてみましょう。


オームの法則によれば、電流は電圧と抵抗によって決まります。式で表すと以下のようになります:
I=RV​
ここで、Iは電流(アンペア)、Vは電圧(ボルト)、Rは抵抗(オーム)です。


19Vのアダプターは3Aの電流を供給するため、抵抗(R)は次のように計算できます:
R=I/V​=19V/3A​=6.33Ω


20VのPCが2.5Aの電流を必要とする場合、同様に抵抗を計算します:
R=I/V​=20V/​2.5A=8Ω


ここで問題が生じます。19Vのアダプターの抵抗(6.33Ω)は、20VのPCの抵抗(8Ω)よりも低いため、電流が十分に流れることができません。したがって、電流が不足する可能性があります。


簡潔に言えば、19Vのアダプターは20VのPCに対して適切な電流を供給できないため、問題が生じる可能性があるのです。この場合、PCの動作が安定するかどうかは、具体的なアダプターとPCの仕様に依存します。メーカー純正のアダプターを使用することをお勧めします 。

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