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投稿日時:2024/03/20
CPU 性能比較 passmark VS Cinebench
CPU性能といってもPCはいろいろな用途で使われるので、用途に合った性能が図れたらいいなと思って、今回はCinebench とpassmark を比較してみる。
結論から先に言うと、一般的な事務やソフトウエア開発、ちょっとしたデザイン、コーディング、YOu tube やAmazon ビデオ、Netflix を見たりする分にはpassmark で比較
ゲームやCAD,高度差撮影、アニメーションならCinebench といったところかな、 グラフィックスの場合は CPUより
GPU グラフィックスをつかさどるCPUや別のグラフィックボードが必要になるとおもうが、一応の区分けです。
PAssmark と Cinebench
PassMark
・総合的な性能評価: PassMark PerformanceTestは、CPUだけでなく、GPU、ディスクドライブ、RAM、およびその他のコンピュータコンポーネントの性能も測定します。CPUテストにおいては、整数計算、浮動小数点計算、圧縮、暗号化、SSE命令セットの使用など、さまざまな種類の計算タスクを通じて性能を評価します。
・ユーザーフレンドリー: PassMarkは、総合的なパフォーマンススコアを提供し、その結果をオンラインのデータベースと比較することができます。これにより、ユーザーは自分のシステムが他の同様のシステムと比較してどのようにランク付けされるかを簡単に確認できます。
・広範なハードウェアサポート: PassMarkは、多種多様なハードウェアと互換性があり、幅広いデバイスでの性能測定が可能です。
Cinebench
・グラフィックス重視の性能評価: Cinebenchは、特に3Dグラフィックスとアニメーションのレンダリングに焦点を当てたCPU性能のテストを行います。このテストは、MaxonのCinema 4Dエンジンをベースにしており、リアルタイムでの3Dコンテンツのレンダリング性能を測定します。
・マルチコアとシングルコア性能の評価: Cinebenchは、CPUのマルチコア性能とシングルコア性能の両方を測定し、これらのスコアを別々に提供します。これにより、アプリケーションが複数のコアをどの程度効果的に利用できるか、またはシングルスレッド性能が重要な場合のCPUの能力を評価できます。
・クリエイティブプロフェッショナル向け: Cinebenchは、特に3Dモデリング、アニメーション、レンダリングなどのタスクを行うクリエイティブプロフェッショナルにとって有用な情報を提供します。
主な違い
・焦点: PassMarkはより広範なハードウェアの性能評価に焦点を当てており、Cinebenchは3Dレンダリングとグラフィックス処理に特化しています。
・性能評価の範囲: PassMarkはCPUの性能だけでなく、システム全体の性能を評価します。CinebenchはCPUの性能、特に3Dコンテンツのレンダリングに関連する性能に特化しています。
・目的とユーザー: PassMarkはより一般的なユーザーや幅広いハードウェアの評価に適しています。Cinebenchは、3Dグラフィックスやビジュアルコンテンツの制作に関わるプロフェッショナルにとって価値があります。
どちらのツールも、CPUの性能を測定するための有効な手段ですが、使用するツールは、評価したい性能の種類や目的によって異なります。