SDカードの規格　　SD4.0 とは

SDカードにいろいろな記号や数字が書かれていて、いったい何をしめしているのか？　どのメモリーを購入するのが正しいのかわからなくなってきてますよね。　それに対しての説明は　アピスメモに残したのですが、最近　SD4.0 というものも目にするようになりましたので、これが一体な何なのか？？

SD 4.0とは、SDカードの規格の一つで、正式には「SDXC (Secure Digital eXtended Capacity)」と呼ばれる規格のバージョンのことを指します。この規格は、SDカードの性能を大幅に向上させるために設計されており、特に転送速度と最大容量の面で大きな進歩を遂げています。

主な特徴
高速データ転送: SD 4.0規格では、UHS-II (Ultra High Speed Phase II) インターフェースが導入されており、最大転送速度は312MB/sに達します。これは、以前の規格であるSD 3.0（UHS-Iインターフェースを使用）の最大転送速度104MB/sを大きく上回る速度です。

大容量ストレージ: SDXC規格により、SDカードの最大容量は従来のSDHCカードの32GBから、理論上は2TBまで拡張されています。これにより、高解像度の動画や大量のデータを扱う用途にも適しています。

耐久性と信頼性: 新しい規格のSDカードは、以前のモデルよりも耐久性が高く、エラー訂正機能も向上しています。これにより、データの安全性と信頼性が高まります。

対応デバイス
SD 4.0（SDXC）カードを最大限に活用するには、カードリーダーやホストデバイス（カメラ、スマートフォン、コンピュータなど）もSD 4.0に対応している必要があります。対応していないデバイスでは、カードは動作しますが、最大速度や容量を活用できない場合があります。

注意点
フォーマット: SDXCカードはexFATファイルシステムを使用してフォーマットされています。古いデバイスでは、このファイルシステムに対応していない場合があるため、互換性を確認する必要があります。

価格: 高速転送速度と大容量を実現するSD 4.0カードは、従来のSDカードよりも価格が高い傾向にあります。

SD 4.0は、特に高速で大容量のデータ転送が求められるプロフェッショナルな写真撮影や4K/8Kビデオ録画などの用途に適しています。


端末側でもUHS-II　をサポートしていないと駄目なんですね。　SDカードリーダーでSD4.0 対応となっている商品はUHS-IIをサポートしているので、高速なアクセスができる。　通常のSDリーダーでこの規格でない場合は、
高速なアクセスができないのですね。　

最低限のものが　SDスピードクラス　10 クラス10　がサポートされていれば、10MB/sec は出るということ！
UHS-I　対応の機器であれば　100MB UHS-II 　の機器であれば300MB まで速度がでるということ！

私もSDリーダーがあるからいいやと思ってましたが、自身が使っているSDリーダーが何をサポートしているか知らないで使ってました。　今回しっかり　UHS-IIをサポートするカードリーダーを購入しました。