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SDカード v30 UHS-I U3 で4K 撮影できる理由

SDカード選択をするうえで、悩ましいのが4K ビデオ撮影をするときに、4K 30FPS でも書き込みスピードの観点から全然スピード不足していると思うのだが、なぜV30や UHS-I U3で対応が可能になるかの理由がなんとなく分かった
下記に説明

上記の計算結果によると、4K 30fps ビデオを RGB 24 ビットで記録する場合、約 175 MB/秒の書き込み速度が必要となります。
4K 30fps ビデオ撮影には、最低でも UHS-I U3 規格の SDカードが必要となります。UHS-I U3 規格の SDカードは、最低書き込み速度が 30 MB/秒 と規定されています。  ==>この記述で大きな疑問があるのが、175MB/秒の 書き込み速度が必要なのに、SDカードは UHS-I U3 の場合は最低が30MB とて4Kビデオ撮影できるとおもわないのですが、一般的に UHS-I U3 もしくはV30あれば4k撮影大丈夫といわれている根拠がわかりません

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ご指摘の通り、4K 30fps ビデオを RGB 24 ビットで記録する場合、約 175 MB/秒の書き込み速度が必要になります。

一方、UHS-I U3 規格の SDカードは、最低書き込み速度が 30 MB/秒 と規定されています。

このことから、UHS-I U3 規格の SDカードで 4K 30fps ビデオ撮影が可能な理由について、詳しく説明します。

1. ビデオ圧縮

4K 30fps ビデオは、圧縮技術によってファイルサイズが大幅に削減されます。

一般的な圧縮率は 50% から 80% であり、175 MB/秒 のデータ量が 87.5 MB/秒 から 35 MB/秒 にまで減少します。

UHS-I U3 規格の 最低書き込み速度である 30 MB/秒 は、圧縮後のデータ量を書き込むのに十分な速度です。

2. ビデオバッファ

多くのカメラには、ビデオバッファと呼ばれるメモリが搭載されています。

ビデオバッファは、カメラ内部に一時的にデータを保存する役割を果たします。

撮影中に一時的にデータを保存することで、SDカードへの書き込み速度を平均化することができます。

3. 連続撮影時間

UHS-I U3 規格の SDカードは、4K 30fps ビデオ撮影に対応していますが、連続撮影時間に制限がある場合があります。

SDカードの容量やカメラの性能によって、連続撮影時間は異なります。

4. フレームレートの低下

SDカードの書き込み速度が不足すると、フレームレートが低下する可能性があります。

フレームレートが低下すると、ビデオがカクカクしたり、滑らかに再生されない可能性があります。

5. 高画質な圧縮

H.264 や HEVC などの 高画質な圧縮 を使用することで、4K 30fps ビデオ を 30 MB/秒 以下の書き込み速度で記録することができます。

高画質な圧縮 は、ファイルサイズ を 小さく することができますが、処理速度 が必要となります。

カメラの性能によっては、高画質な圧縮 を使用できない場合があります。

6. その他の要因

ビット深度 や フレームサイズ など、その他の要因 も 書き込み速度 に影響を与えます。

4K 30fps ビデオ撮影 に最適な SDカード を選択するには、カメラ や ビデオ編集ソフト の 設定 を確認する必要があります。

まとめ

UHS-I U3 規格 の SDカード は、4K 30fps ビデオ撮影 に 最低限必要な書き込み速度 を満たしています。

ビデオ圧縮 や ビデオバッファ などの技術により、30 MB/秒 の書き込み速度で 4K 30fps ビデオ撮影 が可能になります。

ただし、連続撮影時間 や フレームレート などの制限がある場合もあります。

高画質な4K 30fps ビデオ撮影 を行う場合は、UHS-II 規格 などの より高速な SDカード を選択することを おすすめ します。

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