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PCの世界で M.2 NVMe NGFF PCI gen4 SATA 等  用語

PCの世界で使われる主要なストレージ規格をわかりやすく分類しましょう。

1.SATA:

SATA(Serial Advanced Technology Attachment)は、一般的なハードディスクドライブ(HDD)や一部の2.5インチのSSDで使用されているインターフェースです。SATA SSDは比較的遅い転送速度を持ち、約600MB/sまでのデータ転送が可能です。

2.M.2:

M.2は、小型のストレージデバイスを接続するための規格です。M.2スロットは、SSDやWi-Fiカードなどを接続するために使用されます。M.2は異なる長さやキータイプに対応し、M.2 SSDはSATAとNVMeの2つのバリアントがあります。

3.NVMe:

NVMe(Non-Volatile Memory Express)は、高速で効率的なストレージ通信プロトコルです。NVMe SSDは、PCI Express(PCIe)バスを使用して接続され、非常に高速なデータ転送速度を提供します。通常、NVMe SSDはM.2フォームファクターやPCIeアダプターカードとして利用されます。

4.NGFF:

NGFF(Next Generation Form Factor)は、M.2スロットを持つストレージデバイスや拡張カードを指す用語の一つです。M.2規格の一部として使用され、小型で高性能なストレージソリューションを提供します。

5.PCI Express (PCIe):

PCIeは、拡張スロットやバスインターフェースを介してグラフィックスカードや高速のストレージデバイスを接続するための規格です。NVMe SSDは通常、PCIeスロットを使用して接続され、高速なデータ転送速度を実現します。

6. PCI Gen4:

PCI Gen4(PCI Express 4.0)は、PCIeバスのバージョンの一つで、前のバージョンであるPCI Gen3よりも高速なデータ転送速度を提供します。PCI Gen4をサポートするマザーボードとデバイスを使用すると、さらに高速なストレージとグラフィックスパフォーマンスが得られます。
簡単に言えば、SATAは一般的なストレージに、M.2は小型ストレージデバイスに、NVMeは高速なストレージに関連しています。PCIeとPCI Gen4は高速なデータ通信を提供するためのバス規格で、PCI Gen4はより高速です。NGFFはM.2スロットを指す用語の一つで、小型ストレージデバイスや拡張カードを指します。それぞれの規格には異なる利点と用途があります。

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