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投稿日時:2024/05/15
更新日時:2024/05/31
Webサイトマップの作り方 XMLサイトマップ他
Webサイトを構築したときに、XMLサイトマップを作ることが多いが、それ以外の方法もあるので、紹介しておきます。
1. XMLサイトマップ
説明: XMLサイトマップは、ウェブサイト上のページのURLをリストアップし、検索エンジンがサイトを効率的にクロールできるようにするためのフォーマットです。Google、Bingなどの主要な検索エンジンがこの形式をサポートしています。
作成方法: XMLサイトマップは手動で作成することも、サイトマップジェネレータツールを使用して自動生成することもできます。また、多くのコンテンツ管理システム(CMS)では、プラグインや拡張機能を通じて自動的にサイトマップを生成する機能が提供されています。
2. HTMLサイトマップ
説明: HTMLサイトマップはウェブサイトの訪問者向けに作られ、サイト内のページへのリンクを一覧表示します。これにより、ユーザーがサイトの構造を理解しやすくなりますが、検索エンジンのクローラーもこのHTMLサイトマップを利用してページを発見することがあります。
作成方法: HTMLサイトマップは通常、ウェブサイトのフッターにリンクとして設置され、手動で作成するか、CMSの機能を利用して自動生成することができます。
3. RSS、Atomフィード
説明: RSSまたはAtomフィードを使用して、ウェブサイトの最新記事やコンテンツの更新情報を提供することができます。これらのフィードは、ブログやニュースサイトで頻繁に更新されるコンテンツのクローリングを支援するのに役立ちます。
作成方法: 多くのブログプラットフォームやCMSでは、フィードを自動的に生成します。カスタムサイトの場合は、フィードを手動で作成するか専用のツールを使用する必要があります。
4. テキストファイルのサイトマップ
説明: シンプルなテキストファイルにウェブサイトの各ページのURLを1行に1つずつ記載したファイルです。この方法は非常にシンプルで、主要な検索エンジンによってサポートされています。
作成方法: テキストエディタを使用して手動で作成するか、自動化ツールを使用して生成することができます。
これらのサイトマップの種類を適切に選択し、定期的に更新することで、ウェブサイトのSEO(検索エンジン最適化)を改善し、検索エンジンによるクローリングとインデックス作成の効率を高めることができます。
## 具体的にXMLサイトマップを作る方法
手動でXMLサイトマップを作成する方法
XMLファイルの開始
XMLサイトマップを作成するには、まずテキストエディタ(例えばNotepadやSublime Text)を開き、XMLファイルの基本構造を記述します。以下のように開始します。
xml
コードをコピーする
この部分で、XMLのバージョンとエンコーディング方式を指定し、urlset要素で名前空間を宣言しています。
ウェブサイトの各ページについてのエントリを追加
サイトマップにはウェブサイトの各ページのURLを含める必要があります。各ページに対して以下のような形式で情報を追加します。
xml
ここで、locタグはページのURL、lastmodはページの最終更新日、changefreqはページの更新頻度、priorityはそのページの優先度を表します。
ファイルの終了
すべてのページ情報を追加した後、urlset要素を閉じてXMLファイルを完成させます。
xml
XMLファイルの保存とアップロード
ファイルを.xml拡張子で保存し、ウェブサイトのルートディレクトリにアップロードします。
サイトマップの検索エンジンへの登録
Google Search ConsoleやBing Webmaster Toolsを使用して、サイトマップを検索エンジンに登録します。これにより、クローラーがサイトを効率的にインデックスできるようになります。
マニュアルでGoogle search Consol で URL検査でindex 登録をするのは、1日 10URLしかできないようなので、
きっちりサイトマップを作って、それをGOOGLE クローラーに見ていただくのが良いかと思います。
以下は、指定されたURL(
https://abc.com,
https://xyy.jp,
https://opq.jp,
https://dyn.com?idt=123)を含む基本的なXMLサイトマップを作成するための手順です。
ステップ 1: XMLファイルのベースを作成
最初にXML宣言を記述します。これは必ずファイルの最初に来る必要があります。
xml
コードをコピーする
サイトマップのルート要素として
xml
コードをコピーする
ステップ 2: 各ページのURLを追加
各ウェブページに対して
xml
コードをコピーする
ステップ 3: XMLファイルを閉じる
すべての
xml
コードをコピーする
完成したXMLサイトマップの例
以下は、4つのURLを含む完成したXMLサイトマップの例です。
xml
コードをコピーする
このXMLサイトマップをウェブサーバーにアップロードし、Google Search ConsoleやBing Webmaster Toolsを通じて提出することで、ウェブサイトのSEO(検索エンジン最適化)に貢献することができます。